42.【とのまる初めての雪に興奮する】

とのまるのお話。
更にやる気になるとのまる

今更ながら、皆さま明けましておめでとうございます!どうも!とのまるです!!

寒い日が続きましたが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?

今日は、ぼくが初めて雪を見た日のことをお話したいと思います。

あれは・・・大晦日・・・ぼくは、2歳にして初めて雪というものを見ました。

ぼくの住む熊本県は、阿蘇や山間部などでは雪が積もることも多いですが、ぼくの住む地域では、雪が降ったり、しかもそれが積もる事などは滅多にないので、これまで雪など見たこともありませんでした。

が、今年の大晦日は寒かったとです・・・

「わぁーーーーーー!とのちゃん!!おいで!おいで!雪降ってるよーー!」

ハイテンションなあねまるに呼ばれるぼく。

「え?お散歩ですか?」

喜んで飛んで行くと、お外はビュービュー風が吹いて白く冷たいものが次から次へと空から降ってきて、見たことのない景色だったとです!

何が何だか分からないぼくは、とりあえずその場に固まって、寒さに耐えつつ、周りの様子を伺います。

そんなぼくの真剣な様子を見て、

「とのちゃん!何そのお顔~~!とのちゃんの、そんな耐え忍んでるお顔初めて見る~!可愛い~!」

と、あねまるがちょっとバカにしてきます。

が、ぼくは真剣です。

すぐ上にある公園へ着くと、

「とのちゃん、これが雪だよー!初めてだねー!」

あねまるは、そう言いながら積もった雪を集めて手でお団子にすると、ぼくのお顔の前にフワっと投げてきます。

空中で、雪がほどけてパラパラと散らばる様が綺麗で、徐々に楽しくなっていくぼく。

あねまるの投げる雪団子をキャッチしたくて、お口とおててを広げて全身で飛び掛かります。

あまりに激しく遊んだため、ビチョビチョになった服を途中で着替えさせられたりしながら、お家へ向かって歩き出します。

ふと玄関の入り口を見ると、奇妙な置物が2体・・・

さっきまで、何もなかったはずのに・・・

不審な目を向けるぼく。

「あっ!とのちゃん!雪だるまだよ♪可愛いやろ?とのちゃんも横に並んでみ~♪」

いつの間にこんなものまで制作したのか!?などと考えているうちに、あっという間に隣に並ばされ記念撮影をされるぼく。

家の前へ着いてからも、降って来る雪に飛び掛かってみたり、誰の足跡もない真っ新な場所に、ぼくの可愛い肉球跡をつけてみたり、鼻をツッコんでみたりと、存分に楽しみます。

そんなぼくを嬉しそうに見守っていたあねまるでしたが、永遠にお家へ入ろうとしない ぼくの冷たい肉球や、お鼻をずっと心配していたようで、ぼくを捕獲すると、さっき着替えたばかりの服を脱がせ、そそくさとお家へ。

そしてそのままお風呂で温められるぼく・・・

「とのちゃんって、本当にお風呂に入ると別人?別犬?だよねー」

ぼくをお風呂に入れながら、ははまるに話しかけるあねまる。

「本当よ!毛があるけんが、ちょっとかわいく見えるけど、この状態は相当ブサイクかー!」

アハハハッ!!っと爆笑しながら、なんとも失礼なことを言うははまる。

「早く乾かしてモフモフにしてあげないと」

否定しないあねまるに抗議する間もなく、瞬く間に洗面所へ移され、ドライヤーで乾かされます。

実はぼく、ドライヤーが結構好きとです♪

ふわふわになったぼくを、満足気に見おろす2人を見上げて、

「来年も良い1年になりそうだなー」

そんなことを思った1日でした。


今年もこんなぼくたち一家をどうぞよろしくお願い致します♪

皆様にとって2021年が素敵な1年となる事をお祈り申し上げます!

では、今日はこの辺で・・・♪

次回は、ぼくのお正月のお話をしたいと思います。


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