37.【ダニの撃退法】とのまる忍耐の一日

とのまるのお話。

※注意:この投稿では、ダニの写真を載せている為、気持ち悪い虫系の生き物が苦手な方は、ご覧にならないようご注意ください。


どうも!とのまるです!

先日、ぼくはとうとう、ダニにやられてしまいました。

「とのちゃん、おめめ拭き拭きしようねぇ~」

毎日毎日あねまるから、おめめまわりを拭き拭きされているぼくですが、あの日は、拭き拭きしても取れない汚れがあって・・・

「とのちゃん、明日お風呂入った時にふやかして取ろうね~」と言われていたのです。

翌日になって見てみると、その汚れは大きくなっていて、しかも全然とれる気配もなく、不安になったあねまるがよ~く観察するとたくさんの足があることが判明し、ダニだという事が確定されました。

「ばッ!!お母さん、とののコレ、ダニだわ!!」

「は?うそでしょ!?ちょっと見せて!見せて!」

駆け寄ってくると、そのまま引っ張って取ろうとするははまる。

「ちょっとーー!ダメダメ!ヤメテよ!」

慌ててははまるを阻止するあねまる。

そうなのです。

ダニを、引っ張って無理やり引きはがしたり、潰して殺したりするのは、絶対にやってはいけないことなのです!

しっかりと食いついているマダニを見つけても決して無理にとろうとしてはいけません。化膿したり、病原体をペットにうつしたりするので、見つけたらすぐに動物病院へ。

https://n-d-f.com/nomi_madani/madani/find/

マダニを無理やり引き剥がすと、鋏角(きょうかく)と呼ばれる針状の構造物が皮膚内に残留してしまうことがあり、ここから感染症が発症する可能性がある

https://www.makitomo.net/entry/%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%8B%E5%8F%97%E8%A8%BA

何と恐ろしい・・・!!

という分けで、早速いつもお世話になっている獣医さんに連絡すると、すぐに来て頂けました。

「お薬を垂らすと、そのうちコロンと、取れますから~♪」

先生から薬を受け取り一安心の一家。

お風呂へ入り、完全に乾かされ、綺麗にしてから早速ぼくは、薬を滴下されました。

(※必ず首に滴下して下さい。ダニが目の傍についていても、絶対に目の付近に薬を付けてはいけません。)

荒れ狂うぼく。

遠い目をして、そんなぼくの様子を見ているははまるとあねまる。

これで一件落着♪と思いきや、ここからが耐久戦!

特にあねまるは、さっき先生が言った

「そのうちコロンと取れますから~♪」

という言葉に、心底恐怖を感じているようで・・・

「コロンと取れたダニは一体どこへ? えっ? 怖っ!!見失ってなるものか!」

と気が気ではありません。

「家の中でダニを見失ったりなんかしたら、お父さんがパニックになるわ!」

と、コチラも気合が入る ははまる。

そんなこんなで、2人から視線を向けられること8時間・・・。

その間も、どんどん大きくなっていくダニー。

「ダニ憎し・・・ダニ憎し・・・」

と、呟くあねまるの視線の先で転がって眠っていたぼくでしたが、何かの気配を感じ、目を覚まし、床に落ちている灰色の丸いものを見つめていると

「ぅわぁーーーーー!!とのちゃんストップ!ストップ!食べちゃダメよ!!!」

物凄い勢いで駆け寄って来るあねまる。

そうして、急いでぼくを抱え上げると、ぼくのおめめを確認し、歓喜している様子。

ははまるもすぐに駆けつけて、ぼくから落ちたダニを、紙くずの上にのせて確認しています。

「こぎゃんコロコロ大きくなって、しかもこんなに足も生えとるし、たいぎゃ速かぁ~!!うっわぁ~」

と、ダニの気持ち悪さを全力で伝えてきます。

しばしダニを観察する一家。

こうして、ぼくはダニから解放されたのです!!

少しプクっとなったぼくのおめめの横に、お薬を塗ると、ニコニコと満足そうなあねまる。

「これで安心して眠れるわぁ~」と、こちらもホッとしている様子のははまる。

取れたダニが、今回のように元気に動いているようであれば、ダニの牙というか、針の部分はダニ自身にちゃんと付いている可能性が高いので、ダニの一部が、刺された側の皮膚に残っている可能性は低いそうです。

山や、草の多い場所以外でも、ダニはどこにでも生息しているそうなので、犬の皆様だけでなく、人間の皆様もご注意くださいね!


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