どうも。とのまるです!最近イヤな事ばかりされて、ちょっぴりグレ気味です。
今日だって、ドアが開いた瞬間を狙って脱走し、レオンくん目指して一直線で駆け出しました。
グレているぼくなので、ははまるに呼ばれても、ととまるに呼ばれても、振り向きもしません!
だってぼくはグレていますから!
その後、家の2階のベランダからその様子を見ていたあねまるに、ピンクのブタをピコピコと鳴らされた事によって、不覚にも自分から走ってお家へ戻ってしまいましたが・・・
何でぼくがこんな風になってしまったかというと4月は、ぼくにとって試練の月だからです!
ぼくの知らないうちに、(役所から予防接種のご案内)という世にも恐ろしい手紙は届くし、草が茂るこの時期、首に変な薬は垂らされるし・・・だから4月は嫌いです!
あの日ぼくは、みんなでお出かけだと思い込み、楽しく車へ乗り込みました。
珍しくととまるも付いて来ていたので、”ちょっと邪魔だな~”と思いつつも、仕方なくととまるの膝の上に乗り外を眺めていました。
そして、着いた先は、近所の整形外科の駐車場でした。
”なんでこんな所に?”と思いながら、車の中で待つこと5分。
「あっ!あの車かな~?」
ははまるに抱かれて外へ出るぼく。その後ろを、封筒を持って付いてくるととまる。
入って来たワゴンへ近づくと、ワゴンの中から人が3人下りてきて、その場にテーブルを広げました。
そのテーブルで、何やら受付が開始されると、駐車場に停まっていた車の中から、ワンコさん方を連れた人たちが、ぽつぽつと出てきて、ははまるの後ろに並び始めました。
車の運転席から心配そうなあねまるの顔が一瞬見えましたが、ぼくはワンコさん方に夢中で、ははまるに抱かれながらも、シッポをフリフリ、皆さんに挨拶をしていました。
その時、白衣を着た人間がぼくに近づくと、注射を打って去って行ったのです!
”え”っ!?今、何した!?”
あまりに一瞬の事で、何が起きたのかも分からないまま、こうしてぼくの、今年の予防接種は完了したのでした。
去年は、あまりの痛さと怖さで失禁してしまうという醜態を晒したぼくでしたが、今回は無事に乗り切る事が出来ました!
”騙された・・・”と思いつつも、安堵からちょっぴり嬉しくなるぼく。
ははまるに抱っこされたまま、戻ると
「とのちゃん、見てたよ~強くなったんだねぇ~♪偉かったね~♪」
と、車の中でぼくより喜んで、なでなでしてくるあねまる。
“違います!去年は、先生が下手くそだっただけです!ぼくは前から強い子です!”
と訴えるぼくでしたが、
「とのちゃん今日は安静にだよ!」
と言われ、お家の付近を少しだけお散歩すると、さっさと家へと連れ戻されました。
それにしても、注射なら注射だと、前もって言っておいてほしいです!
ぼくにだって、心の準備というものがあるとです!
その一週間後、今度は首の所にフロントラインを垂らされました。
フロントラインというのは、ぼくみたいに、草むらや、藪の中が好きなワンコさんには欠かせない、ノミや、ダニから身を守るためのお薬の事です。
吾天さんの時から、ワンコ用のお薬はいつも、獣医さんにお家に来てもらって、予防接種とフロントラインと、フィラリアのお薬を一緒に処方してもらっている一家ですが、今年はコロナのせいで、先生を呼ぶのも申し訳ないという事で、あねまるがネットで購入し、ぼくの首へと液を染み込ませました・・・
発狂するぼく。
「とのちゃんはコレ嫌だもんね~ごめんね~」と言いながら、発狂しているぼくに、そそくさとお散歩ヒモを付け、外へと連れ出し気を紛らわそうとするあねまる。
ですが、車に乗っても、外へ出ても、グレているぼくは寝そべったまま固まったり、 ひっくり返って 薬が染み込んだ首の部分を地面でクネクネと拭いてみたりと、あれこれ頑張ります。
かなりの時間が経過し、外の風に当たったせいか、だんだんと気持ちが優しくなり、お散歩から帰る頃には、いつも通りのぼくに。
ボーっとしながら窓の外に顔を向けお家へ着いたぼくでしたが、不意にここ最近のイヤな事を思い出し、時々ムッとしつつミラー越しにあねまるを見るぼく。
その視線に気づき、
「はっ!!とのちゃんがミラー越しに私を見てくる・・・」
一瞬固まりつつも、「何でよ。普通にこっち見ればいいじゃん!」と、爆笑するあねまる。
「全部とのちゃんの為だよ~許してよ~」と言ってくるので、許してあげようと思います。
人間の病院だけでなく、動物病院へ行くのも躊躇する今日この頃・・・
ぼくは大嫌いなお薬ですが、草むらをお散歩するワンコさん方には必須のアイテムなようですので、一応載せておきます。
5kg未満のワンコさん用
5kg~10kg未満のワンコさん用
10kg~20kg未満のワンコさん用
ご使用に当たっては、使用上の注意をよく読み、ワンコさん方の体調を見ながら、特に以下の点にご注意下さい。
”犬に関する注意”
- 衰弱、高齢、妊娠中あるいは授乳中の犬に対する投与については獣医師と相談し、投与の適否を慎重に決定すること。
- 本剤は外用以外に使用しないこと。
- 本剤は1回投与すると通常ノミに対し1~3ヵ月間、マダニに対し約1ヵ月間新規の寄生を防御することができる。更に本剤は、ノミの全ての発育ステージ(卵、幼虫、蛹)を最大3ヵ月間阻害する作用を有する。次回の投与は、これらの寄生虫を防御する期間を考慮して行うこと。
- 本剤使用後1日間は、水浴あるいはシャンプーを控えることが望ましい。
- 副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
- もし、動物が舐めた場合、溶媒の性状のため一過性の流涎が観察されることがある。そのため、滴下部位を他の動物が舐めないように注意すること。
- まれに、他の外用殺虫剤と同様に本剤の使用後、個体差による一過性の過敏症(投与部位の刺激によるそう痒、発赤、脱色、脱毛)が起こることがある。もし、症状が持続または悪化する場合は、直ちに獣医師に相談すること。
参照元:https://www.frontlineplus.jp/frontlineplus/precautions_dog/
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