23.【ウイルス対策!】それが1番危なかやろ?

マルックスのとのまるとのまるのお話。

どうも。とのまるです!

最近、世の中がこんな状況なので、ととまるの神経質が更に加速し、面倒くさい事になっています。

普段から、衛生面にうるさい ととまるなのですが、対して ははまるは、ものすご~く大雑把&豪快な性格なので、毎日毎日、ととまるから、「手は洗ったや?」「本当にちゃんと洗ったや?」「うがいは?」と、日々問われ続ける日々に少々うんざりしているようです。

ととまるは、ははまるに、もう一度ちゃんと手を洗い直すよう言ったり、 庭でお花のお手入れをしているははまるへ、マスクを届けたり、食料の調達や散歩に出かけたぼくたちを、玄関で待ち構えていて、帰ってくるなり除菌スプレーを振りかけたりと・・・それはそれは忙しい日々を送っているのです。

というのも、以前もお話しましたが、ははまるは二年前に心臓の手術をしているので、ととまるが神経質になるのもしょうがないのですが。

あねまるはというと、いつもはかなり適当な性格なのですが、 こちらも自分がははまるやぼくへ、うつすような事にならないよう、徹底して生活しているようであります。

外へ一歩出る時には、必ずマスクを装着し、帰ると、玄関には洋服用の除菌スプレーと、手を消毒する用のポンプが置いてあるので、玄関で除菌を済ませた後は、洗面所へ立てこもり、全ての服を着替え、手洗い、うがい、鼻うがいを行い、コンタクトを外し、つけまを外し、洗顔し・・・

その間、”おかえり~おかえり~!!”と喜ぶぼくへは一切触れずに、洗面所の扉の奥からは、

「との~ただいま~♪ちょっと待ってよ~!!」と必死な様子の声のみが聴こえてきます。

全ての作業を終えると、やっと扉は開かれ、ものすごい勢いでぼくの方へやって来て、

「ん~!!との~ただいま~!」

と、ぼくを抱っこすると、顔をスリスリ、チュッチュチュッチュし喜んでいますが、ぼくは時間が経ちすぎて、すでに落ち着いているので

”うん。おかえり”

と、ちょっと迷惑げな表情になっているようです。

ショックを受けるあねまる。

「とのちゃんとの触れ合いのためにキレイキレイしたのに~何でそんなに冷たいの?」

と、迷惑顔のぼくをじーっと見つめると、「かわいい!!」と言ってまた興奮しつつ、スリスリしてきます。

その様子を、遠くから見ていたととまるは

「それが1番危なかやろ?」と、一言。

「ふぇ?一体何のことでしょうか? 」と不思議がる様子のあねまる。

「こいつは、おれ達の見とらんところで、なんば口に入れとるか分からんとぞ!」

と、突然ぼくをバイ菌扱いするととまる。

ムッとする、あねまるとぼく。

「とのちゃんは大丈夫です~キレイです~」

”ねぇ~”と互いに言い合い、絆を深めるぼくたちでしたが、ふと後ろから

「本当よ!アンタちょっと、とのに顔ばくっつけすぎよ!今日も空中に飛んどる虫をパクっとしたし、よくわからん石を鼻で転がして遊んどったし、落ちとる葉っぱや、何かの虫の死骸なんかがあろうもんなら喜んで寄っていくてから!病気になるばい!」

とははまるの声。

思わぬ裏切り者の出現に、ショックを受けるぼく。

最後の”病気になるばい!”の一言を、どっちに受け取ったのかはわかりませんが、無言でタオルを濡らして戻ってきたあねまるは、ぼくのお顔周りや、お口の中を丁寧に拭くと、自分ももう一度手洗いうがいをし、再びぼくを抱っこすると、

「これで大丈夫!ねぇ~!」と、変わらずぼくにスリスリするのでした。

呆れている様子のととまるとははまる。

それにしても、あんなにも大雑把で、神経質とは真逆の立場に位置するははまるにあんなことを言われるなんて・・・心外です!!

今日は眠れないかもしれません!

と思っていましたが、不覚にも、さっきまでははまるの横で、ひっくり返って眠ってしまっていました。


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とのまる日記

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