16.【ぼく、とのまるの見逃せない番組】

マルックスのとのまるの画像とのまるのお話。

どうも。とのまるです。

ぼくには、見逃せない番組があります。

それは、岩合光明さんの世界ネコ歩きです。

見逃せないといっても、ぼくにチャンネル権はないので、ネコさんが画面に映った瞬間に、テレビに向かって走り出し

コレ見たいです!

としっかりアピールせねばなりません。

たまたま番組が放送されている時に、ととまるの見たい番組が特になく、動物好きのははまるか、あねまるが近くにいると、かなりの確率で、この番組を見ることができます。

いろんな国のネコさん方を、見ていると楽しくなって、時々思わず

「ウォウウォウウォウ」

と口に出してしまいます。

「なるほどッ!とのちゃんはやっぱり、ぽん太っぽいネコが好きよね~!」

と、あねまる。

「そうね!お顔が三角のネコより、お顔の丸いネコがお母さんもすきよ~」

と、ははまる。

「コイツは自分もネコと思っとるとじゃなかっか?」

と、ととまる。

”なぬっ!?”

と思いつつも、この時ばかりは、こんな3人にかまっているヒマはありません。

「とのさま~その体勢つかれませんかぁ?」

「とのちゃんちょっと見えないんですけど~」

「何でそんなにネコが好きとか?」

と、ぼくの背後からは、様々な声が飛んできます。

”放っておいてください”

と、ぼくは背中で語ります。

番組が終わると、あねまるはテレビの前のぼくを迎えに来て、抱っこすると、

「どれどれ、とのさま疲れたでしょ?」

と、二足立ちで疲れたぼくの体をマッサージしてくれます。

そういえば、ここへ来た当初、ぼくは人と一緒に眠ることなどできなかったし、触られることも、抱っこされることも、とっても嫌いでした。

初めて30秒黙って抱っこされた日、あねまるは喜んで一人でジ~ンとしていた様子でした。

そんなぼくだったのに、最近はこうやってあねまるにマッサージをされているうちに、トロトロと瞼が重くなり、あねまるの膝の上であおむけのまま眠ってしまう次第です。

「またネコ歩き一緒に見ようね~とのちゃん」

というあねまるの声に、

”早くみたいな~”

と思いながら、いつもそのまま眠ってしまいます。


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とのまるのお話。
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