13.【突然電池が切れる件】

マルックスのとのまるとのまるのお話。

どうも。とのまるです。

ぼくには、おもちゃが沢山あります!

なぜなら、あねまるがどこかへ出かける度に、

「コレとのちゃんにお土産だよ~」

と、毎回いろいろ買ってくるからです。

大抵ぼくも、一緒に出掛けているので、お土産と言っても車の中で受け取る事になるのですが・・・

そういうわけで、1階にも2階にもぼくのおもちゃはあちこちに転がっています。

寝る前に、あねまるが拾い集めて大きな袋へひとまとめにするのですが、朝一でぼくは袋の中から一つずつ引っ張り出しては、あねまるのベッドの上や、ととまるの枕の間、ははまるの洋服の中や、コタツの中でカミカミ遊んでは、次のおもちゃを引っ張り出しに行くので、あねまるが袋に詰めたおもちゃはひとつ残らず、毎日お家のあちこちに再び配置されます。

「またかっ!こいつの、この白か輪っかが、またオイに刺さったぞ!」

と、ととまるはいつも、かなりオーバーに被害を訴えてきます。

「ハイハイ。すんません。こちらへ。」

と、ぼくがカミカミしてトゲトゲになった白い輪っかを無気力に受け取るははまる。

「とのちゃんはいっつもこのトゲトゲば、お父さんの近くに置いとるねぇ~作戦ですかぁ~?」

と、愛おしそうにぼくを抱っこし、スリスリするあねまる。

「ばっ!ここにも危なか~ 」

と今度はコタツの中からピンクのブタを取り出すととまる。

「それ別に危なくないじゃん」

と、ツッコむあねまる。

「ハイハイこちらへ」

と再び無気力に手を伸ばすははまる。

そんなははまるの声など、聞こえないふりをして

「マル!マル!ハイタッチ!」

と、ブタを人質にぼくとハイタッチをしたがるととまる。

あねまるが、”行ってあげなさいと”ばかりに、ぼくを下へ降ろすので、

ぼくは、仕方な~く、ととまるとハイタッチをして ブタを取り返しに行くのでした。

最初は嫌々ととまると遊んであげていたぼくですが、少しずつ本気モードへ突入し、最終的にはあらゆるおもちゃを引き連れて、投げまくり、噛みまくり、恐れをなしたととまるに部屋から追い出されると、あねまるの部屋へ

「ウォウウォウウォウ」

といいながら移動します。

そして、ひとしきり暴れると急に眠くなって、いつの間にか眠ってしまいます。

あねまるの

「あっ電池切れた~」

という声が毎回聞こえてくるのですが、もう眠たくってそっちの方を見ることも出来ません・・・

遊んでいる途中で眠ってしまうので、ぼくはいつもおもちゃに囲まれて、転がっているそうです。


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とのまるのお話。
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とのまる日記

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