どうも。とのまるです!
いきなりですが、ぼくは車が大好きです。
家から出ると、まず真っ先に車へ向かって走り出し、ドアに手をついて、扉が開くのを待っています。
ぼくがあまりにも車に乗りたがるので、あねまるは、ものすごく近くのお散歩コースへ行く時にも、しょっちゅう車を出してくれます。
今日も車に乗って、近くの河原までお散歩へ行ってきました。
わざわざ車で向かった先で出会うのは、お隣のおばちゃんだったり、そのまたお隣のジャックラッセルテリアのレオ君だったりするのですが、ぼくだけいつも、遠くから来た感を醸し出しています。
「散歩にならんでしょ~」
とたいていみんなは笑いますが、
「ぼくは現地集合タイプですので!」
と思いつつ、お友だちとひとしきり遊んだ後は、キリッとした顔でまた車へ乗り込みます。
「とのまるくんまたね~」
と見送られるぼくたち。
助手席で、ははまるに抱かれ、車の中から手を振るぼく。
なんだか 切ないお別れシーンのようで、寒い日の夕暮れなど、運転しながらあねまるは時々ウルっとしている日だってあります。
ただ行った先も、ご近所同士も、あまりにも近いので、車で帰ったぼくたちよりも、レオくんの方が早くお家に帰りついているのが駐車場から確認出来ることだって多々あります。
車から外を眺めているぼくを見て、あねまるは
「とのさま~何見てるの?誰か知ってる人いたぁ?」
と毎回聞いてきます。
ははまるも
「あ~っ○○さんがいたねぇ~」
とぼくに話しかけながら、遊び疲れたぼくの手足をウェットティッシュで拭き拭きします。
こんなふうに車内はだいたいゆったりとした空気が流れているのですが、ごく稀に車内のテンションがMAXになる瞬間があります。
そう、たまたまあのぽん太さんをを見かけたときです!
「あ~ッ!アレもしかしてぽん太じゃない!?」
と興奮するあねまる。
「ばっ!ぽん太よぽん太!!こんなところで何しよっとかね?危なか~」
とこちらも興奮気味のははまる。
「ちょっと~!とのっ!見た?見た?」
とあねまるが、ぼくにも同じテンションを求めてくるので
「ウォウウォウウォウ」
とかなり高めの声で応答するぼく。
あんなにしょっちゅう見ているぽん太さんですが、家以外の場所で見かけると、相当特別感があるらしく、一気にみんなのテンションが上がるので不思議です。
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